M&Aは地球規模で

トムソン・ロイターが集計した2013年1〜6月の世界のM&A金額は、1兆ドルを下回り2年連続で前年同期を下回った。米国企業のM&A金額と全体に占めるその割合から逆算推定すると、9600億ドルにとどまったもようだ。地域別にみると、米国とアジア太平洋が前年同期を上回る一方で、欧州と日本は大幅に減少している。日本企業の場合、国内需要の伸び悩みから市場を海外に求め、外国企業の買収に積極的に乗り出したというのが記憶に新しいが、最近では超円高の是正もあり、その勢いが鈍っているのは明らか。日本企業にはまだまだ技術という強みがあるので、日本企業による買いだけではなく、望む外国企業に技術を高く売るという発想で、資本交流を活性化させてもいいのでは。