中国の製造業が東南アジアへの進出を加速しているとの報道があった。アパレル製品では、タイやバングラディッシュといった国名は目にする機会が増え、シフトしているという認識を持つが、自動車や建設機械、素材産業でもその傾向が明らかになっているようだ。成長市場の需要を取り込もうという戦略かもしれないが、中国製造業の人件費の割安感が薄れ、労働問題も目立つようになっているなかで、着々と製造ノウハウを積み上げ、しかも人件費がさらに安いカンボジア、バングラディッシュ、ミャンマーの魅力が大きく高まっている。中国労働市場の透明性と労働者の価値観が問われようとしている。